平成25年9月19日(木)は、八王子桂の会の定例日である。今回の目的地は、最盛期には500万本のヒガンバナが咲くと言われる埼玉県日高市の「巾着田」である。
<巾着田>http://www.kinchakuda.com/
朝、JR八王子駅八高線ホームに午前7時50分集合。八高線午前8時発の川越行きに乗り込む。今日の参加者は14名である。午前8時40分頃にJR東飯能駅に到着。ここで西武秩父線に乗り換えて、午前9時頃に次の駅の高麗駅二到着し、下車。駅前で、今日歩くコース・マップと、事前に日高市役所から送って頂いた「五百万本の曼珠沙華群生地」と題したパンフレットを参加者に配布する。手作りの「桂の会」の旗を掲げて、ぼくが先頭に立ち案内する。
平成25年8月8日(木)は、八王子桂の会の八月定例会当日である。朝、午前6前に西東京バスでJR八王子駅に向かう。駅の南口には、既に泉観光バスのマイクロバスが待機していた。
<いずみ観光バス>http://www.izumikanko.jp/
7月18日(木)は、八王子桂の会の七月定例会当日である。朝早く、午前4時半に起きて出掛ける準備をする。自宅を午前5時50分に出て、午前6時発の西東京バスに乗車。午前6時半にJR八王子駅に着く。すぐに南口に待機していた「いずみ観光バス」のマイクロバスに乗車。参加者は16名。午前6時50分にマイクロバスは出発する。
<いずみ観光バス>http://www.izumikanko.jp/
あきる野ICで圏央道に入り、関越道の高崎JCTから、北関東道へ。さらに岩舟JCTで東北道。宇都宮ICから日光有料道路へ入り清滝ICで一般道に出ると、すぐに東京大学日光植物園に午前10時半頃に到着。片道3時間半のバス旅行である。
<日本道路交通情報センター>http://www.jartic.or.jp/
<東京大学日光植物園>http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/nikko/
園内に入ると、すぐ左手に咲いているチョウセンヨメナの花が目に飛び込んできた。広い園内の小道を、ゆっくりと歩きながら植物を観察しながら歩く。しばらくすると、ロックガーデンに到着。ここは、日光分園が移設された1911(明治44)年の後まもなく、高山植物の研究と生育のために、我が国で初めて設けられた西洋式の植物栽培場だそうだ。岩石を多数組み合わせて築山とし、岩と岩の間に高山植物などを植え、できるだけ自然に近い状態で植物を育てている。奥の大きい築山には、アカモノ、イソツツジ、キタダケヨモギ、シコタンヨモギ、ピレオギク、イブキジャコウソウ、タテヤマウツボグサ、ノウゴウイチゴ、イカリソウ類、ミヤマビャクシン、キンロバイなどの日本産の種類があり、手前の小さい築山には、朝鮮原産のタツタソウ、タンチョウソウ、ヒマラヤ原産のヒマラヤユキノシタ、ヒマラヤハッカクレン、アルゼンチン原産のギンパイソウなどの外国産の種類が植え込んである。
<園内植生マップ>
http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/nikko-old/3_ennai/ennai_shokusei.html
写真:園内を散策中の桂の会六景
日光植物園は、鬼怒川の支流の大谷川に沿った広大な森からなり、しばらく歩くと、含満ヶ淵に着く。ここから対岸に渡ることは出来ないが、対岸の道沿いに沢山の石仏が並んでいるのが見える。
<含満ヶ淵>http://outdoor.geocities.jp/hpmonda/ganman_1.html
この付近のベンチに腰を降ろして、昼食休憩とする。女性の多い会であるからか、相変わらず、頂き物が多い。昼食を終えて、ミズドクサ、コウホネ、ミズバショウ等の水辺の植物を観察する。野生の鹿によるものかも知れないが、ミズバショウは葉が食害されており、痛々しかった。
写真:コウホネ・オゼコウホネ・鹿によるのか、葉を食害されたミズバショウ
広い園内を一巡してから、次の目的地である日光田母沢御用邸記念公園にマイクロバスで向かう。ここは歩いても時間の掛からない、日光植物園のすぐ近くの場所にある。
<日光田母沢御用邸記念公園>
http://www.park-tochigi.com/tamozawa/
靴を脱いで、御用邸の建物に入り、内部の施設をゆっくりと見学。見学を終え外に出て、先の大戦末期に作られた防空壕の跡の残る庭園を拝見してから、マイクロバスに乗車し、帰途に就いた。
マイクロバスは、東北道・北関東道・関越道・圏央道と朝来た道を逆に辿り、午後7時過ぎには八王子駅に、無事順調に戻ることが出来た。その後、西東京バスで帰宅。
Partcipating the excursion of the society of KATSURA to Tama Zoological Grden on June 20, 2013, I went to the main gate of Tama Zoological Park at am 10:00 by the train of Keio-line. Today's guide (instructor) was Mrs. Kusano who is the wife of my intimate biologist Dr. Kusano Tamotsu at Tokyo Metropolitan University. The number of participants of today's excursion were 20. We took a walk to observe and study animals by the guidance of Mrs. Kusano around Tama Zoological Park in a gentle rain for a while.
Website of Animal Ecology Laboratory in Tokyo Metropolitan University: http://www.biol.se.tmu.ac.jp/en-labo.asp?ID=en-anieco
Photo: Main Gate of Tama Zoological Park
Tama Zoological Parrk, one hour from central Tokyo by train, is a unique zoological park, where animals are displayed under naturalistic and spectacular habitats set up in its vast land of 52 ha (129 acres). The zoo has three ecological areas, i.e., the Asian Garden, African Garden, and Australian Garden, and the Insectarium. In the eastern part of the Asiatic Garden, we display Japanese animals such as sika deer,
Yezo brown bear, Japanese macaques and Japanese serows. Asiatic elephants, Indian rhinoceroses, Malayan tapirs, tigers and lesser pandas are exhibited in the western part of the Asian Garden.
The African Garden has the Lion Garden, through which you can take a bus ride and get an up-close view of these carnivorous animals. You can enjoy the savannah-style enclosure of giraffes, zebras, antelopes and ostriches. We have succeeded in breeding African elephants.
In commemoration of the twinning of Tokyo and the State of New South Wales, Australia, the Australian Garden was constructed in 1984 and koalas have been displayed since then at Tama Zoo. In 1988, the large Insectarium is completed, where various and rare insects are bred and exhibited.
The African Garden: reticulated giraffes, Grevy's zebras, scimitar oryx, ostriches, white pelicans, lions, servals, African elephants, chimpanzees, etc.
The Asiatic Garden Amur tigers, snow leopards, lesser pandas, Korean wolves, Indian rhinoceroses, water buffaloes, Asiatic elephants, Pere David's deer, reindeer, mouflons, Przewalski's wild horses, golden takins, Malayan sun bears, Mayan tapirs, orang utans, scarlet ibises, hermit ibises, straw-necked ibises, Carribean flamingoes, eagle owls, golden eagles, white-tailed sea eagles, Steller's sea eagles, etc.
The Insectarium blue grassy tigers, common grass yellows, hummingbirds, fireflies, flower mantises, stag beetles, dragonflies, tiger beetles, etc.
Japanese animals: brown bears, Japanese macaques, Japanese wild pigs, racoon dogs, sika deer, red-crowned cranes, Oriental white storks, etc.
The Australian Garden: koalas common brushtail possums, red kangaroos, common wombats, emus, laughing kookaburras, etc.
Photos: Tama Zoological Park Guide(left) and TamaZoological Park Map (right)
Photos: Today's guide (instructor) is Mrs. Kusano
Photos: Animals in Tama Zoological Park
Photos: Koala house and Koala eating the leaves of Eucalyptus's branches put in a container with the water.
Photos: Butterflies in Insectarium
We enterd two big houses which were Koala House and big insectarium. At first we watched a bred koalas which were eatng the leaves of eucalyptus in Koala House, and then we watched many various beutiful butterflies whch danced boisterously in the big insectarium.
We were dissolved at the main gate of Tama Zoological Park at pm 3:00.
6月1日(土)から日光白根山のロープウェイが運転を開始したことを知り、シラネアオイを見ようと矢も楯もたまらず、6月3日(月)朝の午前6時に、家内と一緒に日光白根山を目指してマイカーを走らせた。
<日光白根山>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%85%89%E7%99%BD%E6%A0%B9%E5%B1%B1
あきる野ICから圏央道に入り、鶴ヶ島JCTで関越道に出て、一路、沼田ICに向かう。沼田ICで高速道路を出て国道120号線を、日光白根山のある片品村目指してマイカーを進める。
<日本道路交通情報センター>http://www.jartic.or.jp/
<国道120号>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%81%93120%E5%8F%B7
国道120号線をひた走り、途中、工事中の箇所が何カ所かあったが、渋滞もなく椎坂峠を越えると、その後も順調に車は進む。吹割の滝や尾瀬方面への道路の分岐点を過ぎるとまもなく、午前9時を少し回った頃には日光白根山ロープウェイ乗り場に到着した。
<丸沼高原・日光白根山ロープウェイ>http://www.marunuma.jp/
全長2,500m、高低差600m、所要時間15分の日光白根山ロープウェイのゴンドラに乗ると、やがて標高2,000mの山頂駅に到着して、駅舎から外に出ると、目の前に標2,578 mの日光白根山が聳え立っている。
写真:ロックガーデンから見た日光白根山(左)・ロックガーデン(右)
近くを見ると、辺りはロック・ガーデンになっている。まず、お目当てのシラネアオイが目に飛び込んでくる。
<シラネアオイ>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4
写真:二荒山神社(左)・神社の脇の林内に咲くシラネアオイ(右)
いよいよこれから、鹿を防ぐ扉をあけて、自然散策路に向けて歩き出す。
<日光白根山自然散策路>
http://www.marunuma.jp/2013g/wp-content/uploads/2013/04/map2.jpg
歩き始めて暫くは、比較的平坦な道が続くが、不動岩を左折すると、梅雨の前の今では、まだまだ残雪が多く、大変に歩きにくい。
写真:展望台から武尊岳、谷川連峰を遠望(左)・ゴンドラから尾瀬燧ヶ岳方面を見る(右)
残雪の多い自然散策路を一周して、ロックガーデンに戻り、高山植物を観察して回る。女性作業員の皆さんが、熱心にセイヨウタンポポの除去に励んでいる。
写真:チングルマとエゾツガザクラ(左)・まだ蕾のコマクサ(右)
ロックガーデンの「天空の足湯」に浸りながら遙かな雪山の遠望を楽しんだ後、ロープウェイで山麓に戻った。まだ正午頃だったので、すぐマイカーを走らせ、途中、吹割の滝を見学し、その後、沼田市内の奥利根うどん本舗に入り、肉汁うどんを食べて昼食とした。
<吹割の滝>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B9%E5%89%B2%E3%81%AE%E6%BB%9D
<奥利根うどん本舗>http://okutone-udon.jimdo.com/
沼田市内で国道120号線から関越道に入り、ひたすら東京方面へ進む。鶴ヶ島JCTで圏央道に入り、あきる野ICで一般道に出て八王子市方面に向かい、自宅には午後4時過ぎに到着した。
平成25年4月18日(木)は、八王子桂の会の四月定例会当日である。今日の目的は「向島百花園からスカイツリーを見ながら浅草まで歩く。」である。
<向島百花園>http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.html
<TOKYO SKY TREE>http://www.tokyo-skytree.jp/
京王八王子駅午前8時15分発新宿行き急行に乗り、笹塚駅で都営新宿線本八幡行きに乗り換え、馬喰横山駅に9時30分に到着。ここで、お待ちになっていた植物観察指導の先生と合流し、東日本橋駅で都営浅草線に乗り換え押上駅に向かう。ここでスカイツリー線で曳舟駅乗換えで東向島駅へ向かい、ここで下車。ここから、向島百花園迄歩いて10分程度である。入場料は65歳以上一人70円。なお、今日の参加者は19名(20名以上の団体割引にして頂いて入場)。
入口で、植物観察指導の先生から「向島百花園」について解説があり、僕から唐沢孝一自然観察大学々長の書いた「江戸東京の自然を歩く」(中央公論新社)の中の『向島の百花園--江戸から引き継ぐ野草の宝庫--』をプリントして配布した。
<自然観察大学>http://www.sizenkansatu.jp/index_6.html
<江戸東京の自然を歩く>
http://www.amazon.co.jp/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%82%92%E6%AD%A9%E3%81%8F-%E5%94%90%E6%B2%A2-%E5%AD%9D%E4%B8%80/dp/4120029441
<園内マップ>http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map032.html
向島百花園内をゆっくり散策しながらて、名札の付いた植物を丁寧に見て回る。藤棚から見えるスカイツリーの眺めは、格別である。池を巡った辺りで昼食休憩。いつもの様に頂き物が多い。
園内では、センダイハギ・ウンナンソケイ・ハハコグサ・キジムシロ・バイモ・フジバカマ・ツクバネウツギ・セイヨウシャクナゲ・キランソウ・カジイチゴ・タチイヌノフグリ・ヒメウツギ・スズメノテッポウ・ミヤコワスレ・イワヤツデ・アワモリショウマ・オキナグサ・タツナミソウ・ツルジュウニヒトエ・フイリアマドコロ・シホウチク・タムケヤマ(モミジの品種)・ツツジ・ヒュウガミズキ・アメリカフウロ・フジ・ハナミズキ・ムシクサ・ハコベ・カントウタンポポ・八重のニリンソウ・シャガ等々を観察することが出来た。
<向島百花園>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%91%E5%B3%B6%E7%99%BE%E8%8A%B1%E5%9C%92
http://www2u.biglobe.ne.jp/~bokutei/hyakaen.htm
写真:藤棚から見たスカイツリー(左)・タツナミソウ(右)
午後は、ここから墨堤通りを歩き、隅田公園に向かう。途中、名物の長命寺桜餅をお土産に買う。隅田公園を散策してから吾妻橋を渡り浅草に出て、雷門から仲見世を通り、浅草寺にお参りして解散。
<隅田公園周辺マップ>
http://www.winriver.net/tokyo/map/park/park/sumida.php
帰路は、地下鉄銀座線で赤坂見附駅から丸の内線に乗り換え、新宿で特急京王八王子駅行きに乗車して八王子に戻り、西東京バスで無事帰宅した。
3月28日(木)は、八王子桂の会の三月定例会当日である。朝、午前9時半にJR八王子駅南口に集合する。八王子医療刑務所の塀沿いを進み、国道16号線沿いに片倉城址公園へ徒歩で向かう。道すがら、ハナニラ・ヒモモ・ハクモクレン・ヤブツバキ・スイセン・ソメイヨシノ・ヤマザクラ・カントウタンポポ・レンギョウ・ショカッサイ・シバザクラ・クサボケ・ユキヤナギ・コブシの花々を観察。今日の参加者は特別参加を加えて20名である。京王片倉駅を過ぎ、湯殿川を渡ると、すぐ片倉城址公園の入口である。
<片倉城址公園>
http://www.natsuzora.com/may/park/katakurajoseki_katakuri.html
公園内で目に入るのは数多くの彫刻である。次いで住吉神社の参道の急な階段が目に入るが、ここは避けて、公園内をゆっくり散策しながら、植物観察にいそしむ。キブシ・オオシマザクラ・ソメイヨシノ・カイコバイモ・アズマイチゲ・モミジイチゴ・辺り一面に咲くカタクリ・清楚な白い花が際立つニリンソウ・リュウキンカ・アマナ・アミガサユリ・ヒトリシズカ・アブラチャン・セントウソウ・ヤマブキ・タチツボスミレ・ヤマルリソウ・ミツバツツジ・池の畔にクレソン・ ミズバショウ・ジンチョウゲ・ホトケノザ・ナズナ・イヌシデ・ハンノキ等々が見られた。
写真:カタクリ(左)・タチツボスミレ(中)・ミズバショウ(右)。
植物を観察しながら、ゆっくりと片倉城址公園を登ると、やがて片倉城址の二の丸に出た。ここは、広場になっており、それを取り囲むように、満開のソメイヨシノが素晴らしい。
<片倉城>http://blogs.yahoo.co.jp/aganohito/31641366.html
片倉城址二の丸から、集いの森を目指して進む。途中の空き地で昼食とする。いつものように多くの頂き物があるのだが、僕は多忙で何も用意出来ず、頂くばかりでまことに恐縮であった。
午後は、集いの森を抜けて、JR横浜線の「みなみ野駅」を目指して進むが、途中、植物の指導をして下さっている先生が、京王線に乗りたいと、来た道をお帰りになるので、一人で返すのは心配と男性二人でお送りして、国道16号線に出る。ここで神奈中バスに乗り、JR八王子駅南口に戻った。京王八王子駅に行かれる先生と別れた後は、西東京バスで帰宅した。
<片倉つどいの森公園>
http://www.natsuzora.com/may/park/katakura-tsudoinomori.html
最近、立川市に本店のある多摩信用金庫内の公益財団法人たましん地域文化財団から、季刊で出版されている「多摩のあゆみ」の最新号(第149号)を八王子市にある、たましん中野支店で頂いて来た。
<公益財団法人たましん地域文化財団>http://www.tamashin.or.jp/ayumi/index.html
写真:「多摩のあゆみ」(第149号)
平成25年2月15日に発行された「多摩のあゆみ」(第149号)では、特集「多摩の公園」として、井の頭恩賜公園・都立小金井公園・多摩動物公園・東京都神代植物公園・殿ヶ谷戸庭園・多磨霊園と八王子霊園が取り上げられている。ここでは、神代植物公園サービスセンター長の高橋康夫氏が「東京都神代植物公園ー植物たちの饗宴絵巻ー」と題して執筆。
殿ヶ谷戸庭園は桂の会一月例会で実施し、二月例会は、東京都神代植物公園である。
<神代植物公園>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E4%BB%A3%E6%A4%8D%E7%89%A9%E5%85%AC%E5%9C%92
<Jindai Botanical Garden>http://en.wikipedia.org/wiki/Jindai_Botanical_Garden
2月21日(木)の朝、午前8時半にご近所に住む桂の会の男性会員を同乗し、マイカーで八王子市川口町を出発。甲州街道を八王子市から日野市へと向かい、日野バイパスから国立市へと進み、そして再度、甲州街道に入り、府中市本宿を左折して、東八道路へ向かう。東八道路をひた走り、野崎交差点を右折すると、神代植物園はすぐである。駐車場にマイカーを入れ、神代植物園正門前に行くと、もうすでに桂の会のメンバーが揃っていた。今日の参加者は、総勢14名である。
<神代植物公園>http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index045.html
<園内マップ>http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map045.html
各自、65歳以上250円也の入園料を支払って神代植物公園に入る。目の前の鉢植えには、色とりどりの園芸品種の花々が美しく咲いているが、自然園に入ると、早春も早春、まだ冬枯れの姿のままの自然の中を歩いているようだ。歩みを進めて行くと、それでも蕾がふくらみ、枝先には一輪の可憐な花を見せている紅梅の古木を見掛けたりする。さらに、黄色の花を目一杯咲かせているサンシュユが見事だ。下を見ると、八重咲きのフクジュソウが艶やかに咲いている。
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写真:八重咲きのフクジュソウ
「養老の枝垂(しだれ)」と書かれた看板のある場所から、梅園に入る。天然記念物の品種「高岡の月知梅」「湯の宮座論梅」等、30品種程の梅の木がある。かなりの古木もある。
<梅の品種図鑑>http://hananohinnsyu.web.fc2.com/umekind01.htm
<なんでも梅学>http://www.minabe.net/gaku/seibutsu/bunrui.html
写真:マンサクの花を見る桂の会のメンバー(左)、ベニマンサク(右)。
梅園を通り抜けると、多くのアマチュアカメラマンがてカメラを構えている場所に出た。ここは、ロウバイやマンサクの花が見事に咲いている林である。ここを過ぎて少し離れた空き地で昼食とする。前回同様数多くの頂き物がある。さほど遠くないトイレの近くに、増え過ぎたカラスの捕獲器が設置され、捕らえられて逃げることの出来ない、やがては処分される十数羽のカラスが内部を飛び回っていた。
<カラス捕獲器>http://www.youtube.com/watch?v=hp19qy9mNfM
午後は、バラ園を抜けて、大温室に向かう。まだ芽も出ていないバラの根元に肥料を入れている職員の姿がある。美しいバラを咲かせるには、大変な手入れが必要なようだ。
大温室に入ると、様々な熱帯植物が咲き乱れており、大変に美しい。池には、熱帯スイレンの花が咲いており、傍らには近年話題のショクダイオオコンニャクが展示してあった。ここで、久し振りにガイド・ボランティアの吉永元子さんの話を聞くことが出来た。
植物会館では中国春蘭の展示中で、これを鑑賞してから、解散となる。駐車場に戻り、マイカーで東八道路・甲州街道・多摩大橋・左入交叉点・創価大学・富士美術館から工学院大学・楢原町交叉点を抜け、新川口バス停で知人を降ろし、帰宅した時は午後4時半をかなり過ぎていた。